愛犬を連れて日本へ⑥最終回

ラ・カージュ

2014年05月25日 09:30

 

ついに成田に到着しました。約9時間のフライトでした。


第一ターミナルに到着したエアカラン。入国手続きに向かう廊下から撮影。定刻より早く18時に着きました。この後また乗客を乗せてニューカレに戻ります。

小太郎はここから第二ターミナルの貨物地区まで運ばれます。
さて、私達は入国審査、荷物の引き取り、税関での手続きを終えて、急いでタクシーで第二ターミナルに向かいました。

娘は既に検疫手続きを始めているはずです。

第二ターミナルからは徒歩で貨物地区到着。

次の4枚の写真は私達より少し早く同じく愛犬を連れて日本に帰国した方が送ってくれたものです。この写真のお蔭で小太郎の検疫と通関手続きはスムーズに行う事が出来ました。


ここが貨物地区入口。入口で連絡先を記入して、守衛さんから入館証をもらいます。


貨物地区と言うだけあり大型トラックがひっきりなしに行きかい、なかなか見られない光景でした。


ここが動物検疫所です。娘はこの中で小太郎の検疫検査を受けていました。消毒液の匂いがしたような気がします。

娘によると小太郎の検査はマイクロチップを読み取るくらいであっと言う間に終わったそうです。今度は小太郎の輸入通関手続きがある為、小太郎は再びケージに入れられてどこかに連れて行かれてしまいました。


娘と再会して、私達3人は小太郎を受け取る為の最後の続きをする為に別のビルに移動。

もうこの頃は疲労と眠気で頭がボーっとしていました。通関事務所では職員の男性が数人がかりで私達が提出した書類を手際よく整理して通関手続きをしてくれました。

そして、またまた別のビルの事務所で通関手数料を支払うと、ようやく小太郎が連れてこられました。

これで小太郎の日本への輸入手続きは無事完了!

長かった~~~!!

小太郎はいたって元気で安心しました。早速ケージから出して、少し外を歩かせました。ケージの中に敷いていたタオルが濡れていたんですが、恐らく飛行機が揺れるたびに給水器から水がたれていたのでしょう。

貨物地区での写真は一枚も撮ってませんでした。疲れと眠気と暑さで、そんな余裕はなかったんですが、今思えば一枚くらいとっておけば良かったかな。

ここから再び第二ターミナルに小太郎を歩かせながら戻り、タクシーで成田ヒルトンに向かいました。成田ヒルトンには犬OKの部屋があるんですよ。



ほら、オシッコシートが敷いてあり、フードと水用のボールが置かれたケージと空気清浄器が既に部屋に設置してありました。予備のオシッコシートもケージにかけてあります。犬連れで泊まれるホテルは本当に助かりますね。

ただ、チェックイン時にワクチン接種の証明書の提出が求められます。

もうこの時点で私達はクタクタに疲れ果てていて、快適なホテルのベッドで爆睡。翌朝都内に戻りました。

これで小太郎を連れてニューカレドニアから日本へ帰るまでのお話は終わりです。



ニューカレドニアではリード無しで広い公園を伸び伸びと走り回っていた小太郎君。

本人は住む国が変わったことは分からないと思うけれど(冬の寒さはかなり堪えたようですが)、これからも大事な私達の家族として仲良く暮らしていきたいと思っています。

長生きしてね、小太郎!!

おしまい。


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