愛犬を連れて日本へ③

ラ・カージュ

2014年04月13日 16:30

 

きょうは「愛犬を連れて日本へ」のテーマ3回目です。

前回はペットを日本に連れてくるための手順についてお話ししました。

①個体識別の為、マイクロチップを埋め込む。
②狂犬病の予防注射を2回受ける。
③狂犬病に対する抗体値検査の為、採血して検査施設に送る。
④180日間の待機期間。



(大嫌いな獣医さんで採血されてアンニュイな気分の小太郎くん。足に白い絆創膏を貼られてます。)

①から③は問題なく、すんなりクリアしました。マイクロチップは注射器のようなもので首の後ろに埋め込みますが、あっという間に終了。

日本でも毎年飼い犬に狂犬病の予防注射を接種させるのは義務付けられていますが、狂犬病のないニューカレドニアでは1ヶ月の間隔を空けるとはいえ2度続けて狂犬病予防注射をするのはワンちゃんに負担が大きいと言う理由で嫌がる獣医さんもいたそうです。

2度目の接種後に獣医さんで採血してもらい、それを遠心分離器のようなものにかけて、透明な血清の部分を小さな容器に入れて渡されます。それを日本の動物検疫所指定の方法で梱包してから検査施設に送ります。この梱包が結構面倒くさいと言うか、血清を送るから仕方ないのですが、3重の梱包で、1次容器、2次容器、3次容器の順で梱包して送ります。血清は成田到着後、検疫検査を受けてから検査施設に送られ、抗体値の検査がされます。結果は2週間くらいで出ます。勿論、小太郎の抗体値も問題ありませんでした。


(獣医さんに書き込んでもらう書類、動物検疫所の申請書類、航空会社の書類など、帰国の時は書類だらけでした。)

帰りの便も予約して、後は帰国の日を待つばかり・・・・と思っていたら、とんでもない間違いに気付き大慌て!

この続きはまた次回に。









関連記事