プア・メリア、プア・ケニケニ、アヴァプヒ・ケッオケッオ

ラ・カージュ

2014年08月14日 14:45

 

今日はCocojor Hawaiiのワンちゃん用フレグランスに使われているお花について短くご紹介します。

フレグランスのボトルにはそれぞれ、「プア・メリア(Pua Melia)」、「プア・ケニケニ(Pua Kenikeni)」、「アヴァプヒ・ケッオケッオ(Awapuhi K'eo K'eo)」と書いてあります。




「プア・メリア」はプルメリアのハワイ語読みで、「プア」はハワイ語で「花」を意味します。ハイビスカスと並んで日本人にもとてもポピュラーな南国のお花で、甘い芳香が特徴です。




「プア・ケニケニ」はハワイ通の方やフラを踊る方達にとってはなじみのあるお花かも知れません。プア・ケニケニの香りはプルメリアに似ていますが、プルメリアよりももっと濃厚な香りがします。ハワイ語でプア(Pua)は「花」、ケニケニ(Kenikeni)は「10セント」を意味します。南太平洋原産で、19世紀の終わり、まだ船旅が主流だった頃に、プア・ケニケニのレイが港などで売られたいたそうです。当時プルメリアの花50個が25セントで売られていた時代に、プア・ケニケニの花一つが(レイが一つとも言われています)10セントの価値があったほど高価な花でした。この花の咲きはじめはクリームがかった白、それが時間がたつにつれて黄色、そして夕方にはオレンジ色へと変化して行き、まるでたった一日で季節の移り変わりを表している様です。




そして、「アヴァプヒ ケッオケッオ」は「ホワイトジンジャー」のフレグランスです。ハワイ語でAwapuhiはジンジャーを、Ke'o Ke'oは白を意味します。ホワイトジンジャーもとても良い香りがするお花で、レイやブーケとしてウェディングにも使われるお花です。夕方になると真っ白い蝶のような形の花を開花させるそうです。ホワイトジンジャーのフレグランスは甘いだけでなく、スパイシーで爽やかな香りです。我家の愛犬、小太郎にはこのホワイトジンジャーを付けてみましたが、ワンコの匂いと混ざっても嫌な匂いにならず、とても良い香りが持続します。

ハワイでレイに使われるお花は香りが重要とされているので、これらのお花も良くレイやブーケに使われます。

ワンちゃんに付ける場合は背中(肩甲骨の間、ワンちゃんが舐めて届かない場所)に軽く一吹きスプレーして下さい。良い香りが3日から5日持続します。


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